いしころころころ16

そこへ もう 一人 いや一石か うーん 人か石か まどっちでもいいや そんなこと そんなことは かんけいない と 思う

いや まてよ かんけいないと 思っているのは わらひ だけなのかしらん でも いいや いい いい 

その 石がはしってきたんだってよ そんで 石親父に こう 言った

「おとーひゃーん てーへんだ 解読の ものほんの こたへは ハナゲオトコの 暴露本を 書け だった」

「にゃにゅ ひょんとーきゃ うむ わかりかしこまり まちた」

そしてハナゲオトコに近づいた

ハナゲオトコは

「こんどは なんだ」

もはや おびえている

「今度はね あんた様を しゅざーい するべし にゃにょ」

「なに 取材とな て ことはだよ この オレッチが ぺけぺけ商事の バツバツ社長だからなね」

「ちがいまーす ぶぶー アナタッチがハナゲマンだからどえーす」

「だからさ 君 その ハナゲはやめようよ」

「おいら それでけは ゆずれねーんだ 勘弁してけろよ」

「もー まいったにゃ あにゃたには まけたにゃ 取材いいよ」

「わーいわーい うれしーな うれしくって 天にも昇るきもちだにゃー」

「あなた見て あの子が あんなに たのしそうに」

「では 取材を始めます」

つづく
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石15

「お父さん 大変だ 解読は間違っていた 本当の解読は ハナゲオトコとたくあんを食えだ」

「なに 本当か! よし」

石親父はジェントルマンに向き直り

「ハナゲオトコさん さあ 一緒にたくあんを食べないと」

「え? 」

「ですから わたしはハナゲオトコとたくあんを食べたいのです」

大勢集まった観衆は

「ハナゲオトコがんばれー たくあんを食えー」

女子高生は

「がははははは 馬鹿だ 本当の馬鹿がいる」
バンバンバン
「腹の皮がよじれるー 勘弁してくれー ぎゃはははははははははははははははははははははは」

つづく

14 石ばなし

やがて 大勢の見物人の誰かが 大声で音頭をとりだした

「ハナゲ ハナゲ」

その音頭はみるみる広がり やがて全員が言いだした

「ハナゲ ハナゲ」

さっきの女高生は

「ギャハハハ マジかよ 」

石親父は

「ハナゲオトコ様 私の真剣な目を見てください」

ジェントルマンは

「いったい これは・・・」

と そこへ 石の子供の一人が たくあんを持って全速力で走ってきた

つづく

石のやつ13

「ハナゲオトコさん私は真剣なんです」

「だから なんなんだ君は」

「ハナゲオトコさん 会いたかった」

「だから その ハナゲオトコは やめろ!」

「でも あなたは ハナゲオトコ」

そのやり取りに通行人たちは立ち止まり 大勢集まり やがて 輪になりました

一方さっきの女子高生は

「ゲラゲラゲラゲラ ハナゲオトコがんばれー」

つづく

いしのはなしは12

暗号を解読した

暗号は ハナゲオトコニアエ だった

早速石ころ親父は街に出てハナゲオトコを探しに行った

町に出てしばらくすると 一人のジェントルマンが歩いている

よく見ると鼻毛が鼻から飛び出している

「あのーお宅様は ハナゲオトコですか?」

「何を言ってるんだ君は」

「ハナゲオトコですよね?」

「無礼な」

「ハナゲオトコに会えてよかった」

「失礼な人だ  いや石だ 私は失敬する」

「待って 下さいハナゲオトコ」

その会話を聞いていた女子高生は笑いだした

「ゲラゲラゲラゲラ ゲラゲラゲラゲラ ゲラゲラゲラゲラ ゲラゲラゲラゲラ ゲラゲラゲラゲラ 」

つづく



イッシーイレブン

暗号文 と 書かれた 紙には

つまりハラペロのめりけんちゃんが 腹踊りして ハラペロ

その夜は おばんです

かぼちゃん 通りを曲がって 見たものは それは ハラペロ

まあ この子ったら また おたんこなす になっちゃって

それは すまんです しかし 奥さん 相変わらず ビューティフルですね

やめてください 私には 夫と子供と愛人が

それは すまんねー ま 自分のビューティフルを恨むんだな

わかりました 恨みます

お ものわかりいいね

はい わたし素直なの

素直と言えば砂肝 あれ うまいねー

話をすり替えないで

おっと こりゃ 失礼 俺としたことが

もー憎い人

ははは そんなに憎いのかい

もー肉食って 野菜不足になりそうよ

それはそーと奥さん 挨拶まだだったな

そーよそーよ まずは .それからよ

じゃあ 挨拶するよ

どーぞー

 拝啓 益々ご清栄のこととお慶び申し上げます

さて貴殿におかれましては 云々 
                       敬具

やれば出来るじゃないの 憎い人

そんなに憎まれちゃ 哀しくなるなあ 泣いてもいいのかい

泣きなさい 心行くまで 

じゃあ なくよ

どーぞー

わーん えーん 哀しいよー 悲しいよー

犬のピースケ は ラジオネーム お魚屋さん

おい 魚屋 さんまをくれ

売り切れ

売り切れなのか でも ラストダンスは俺と いいだろ

へい がってんだ

さろめちっくな あの子の 歩き方は まるで ガチョウだな

そこが また かわいいんだよな

きんかん踊りもなかなかのものですぜ

やつが 変身するその直前を狙え

そこしかチャンスはねーんだ

チャンスは 何回あるの?

31回

じゃ とーせんぼ しちゃう






とーせんぼ されたら わたし もう



以上

石ころ一家はさっそく 暗号の解読にとりかかった

つづく

拝啓 石のお話は 10で御座います 敬具

ちんすこう「じゃあ ばいばい かえってテレビみるから ばいばい」

一同「うん ばいばい」

ちんすこうは帰った。

そしたらありんこさんが 遊びに来たよ

石父「ありさん こんにちは」

ありさん「はーい こんにちは」

石母「ありさんは毎日何を食べてるの?」

ありさん「んーとね ありかな?」

石家族「マジ」

ありさん「うそぴょーん」

石家族「ほっとしました」

ありさん「それも うそぴょーん」

「マジ」

「それもそれも うそぴょーん」

「ほっとしました」

このやり取りは3年6か月続いた

長い年月 うそ と マジは繰り返されて

口にするのは うそとマジ

長い年月繰り返された

ほっとできるのも束の間

その 緊張と緩和は やがて彼らの全てとなり

もう うそ も マジも わからなくなり

もーどうでも よくなってしまった 彼らは

長い年月の経て

やっと

うそ と マジに終止符をうったのであった

ただ 生きてみようと 思ったのだった

一方 宇宙は どんどんどんどん 膨張を続けています。

つづく




石家族

【号外】綴り虫

綴り虫が綴ったよ
綴り虫が綴ってるんだよ
綴り虫ってね綴っちゃうんだよ
綴り虫は綴るの
怯えないでね
だって綴り虫は綴るんだから
綴り虫が綴ってるのはね
形だけなの 怯えないでね
綴り虫が綴ってるのは
形だけなの脅えないで
そこに心を当ててみて 
君が何を思おうが
それは君の心の世界
綴り虫が綴っているのは 形だけなんだよ
そこに今の心を合わせてみて 何を感じても それは 君の勝手だよ
だけどね 綴り虫は形しか綴れないの 
目に見える事実しか 綴ることは出来ないの
真実は綴ってはくれないんだよ
親に愛されなかったって言う子がいるよ
全て誰かのせいだって言う子がいるよ
時代がどうしたの
あいつさえいなかったらって言う子がいるよ
あいつさえいなかったら
君は 本当に 平気だったのかなあ
綴り虫は綴るだけ 君は綴り虫に 
ありがとうを言えるのかな
君が綴り虫にありがとうを言えた時
綴り虫は笑って こんな風に言うんだよ
君のために綴ってよかったって

石のはなし九だす

そこへ 来客。

ちんすこうである。

子供1「あ ちんすこう だ」

子供2「あ ちんすこう だ」

子供3「あ ちんすこう だ」

子供4「あれ ちんすこう きた」

子供5「ちんすこう だ」

子供6「あー ちんすこう だー」

子供7「あー ちんすこうー だー」

子供8「ちんすこう」

子供9「ちんすこう」

子供10「ちんすこう」

子供11「あ ちんすこう よ」

子供12「よっ ちんすこう」

子供13「はっ ちんすこう」

子供14「かっ ちんすこう」

子供15「らっ ちんすこう」

子供16「ひょっ ちんすこう」

ちんすこう「ぼくは ちんすこう とっても おいしいよ」

つづく

いし 8

そして石ころの子供の一人は

さざ波のごとく 愛をほじくった

「あなたー 大変! この子ったら また愛をほじくったわよ」

「やれやれ、お前は本当に愛をほじくるのが好きだなあ ほじくりすぎは よくないぞ」

一方ほじくられた愛は 

「てやんでー こちとら 愛やでー ほんま勘弁してけろ」

どこの方言かわからん言葉で さっさと逃げ出した

また 愛に逃げられた・・・

カラスが カーと鳴き

太陽が沈んだ 果てしない 闇に 果てしない 流れ星が さざ波のように 笑って 優しさを 照らした

そこへ やってきたのは・・・

つづく

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Author:ナフミ







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